講義コード L13001
講義名 社会的養護Ⅰ
科目群 専門科目(M)
科目区分等 保育の本質・目的に関する科目(EG)選択必修
対象学年次 1年・春学期
ナンバリング CMEG1106
担当教員

職種 氏名 所属
専任講師 ◎ 小菅 ゆみ コミュニティ子ども学科

授業のキーワード
社会的養護 家庭養護と施設養護 虐待  連鎖 児童福祉施設
授業の概要
社会的養護の基本を学び、社会的養護の子どもの現状と課題について学びます。
期待される学習成果(目標)
・社会的養護とはどういうことか理解できます。
・社会的養護の子どもの実態を知ることができます。
・それぞれの施設の違いを理解できます。
授業展開
テーマ内容
第1回イントロダクション講義の趣旨とスケジュールを説明します。
第2回社会的養護とは社会的養護の歩みを踏まえ、社会的養護とはいかなるのものかを学びます。
第3回子どもの権利について子どもの権利条約からの子どもの権利について学びます。
第4回社会的養護の体系と実践社会的養護にかかわる法律を学び、枠組みをつかみます。
第5回施設養護について①乳児院・母子生活支援施設について学びます。
第6回施設養護について②児童養護施設について学びます。
第7回施設養護について③児童自立支援施設について学びます。
第8回施設養護について④児童心理治療施設・自立援助ホームについて学びます。
第9回施設養護について⑤障害児入所・通所支援施設について学びます。
第10回家庭養護について里親・ファミリーホームについて学びます。
第11回関係機関・専門職、連携について児童相談所をはじめとする社会的養護にかかわる関係機関・専門職について学びます。
第12回現場からのお話現場で働く職員をお招きし、実際のお話を伺います。
第13回DVD『誰も知らない』鑑賞映像を通して社会的養護を考えます。
第14回DVD『誰も知らない』鑑賞映像を通して社会的養護を考えます。感じたこと考えたことをみんなで分かち合います。
第15回総まとめこれまでの14回の講義をふりかえり、試験に備えます。

定期試験
全講義を受けた基礎知識を問う試験を実施します。
評価方法
授業態度・貢献度60% 試験40%
使用する教科書(必ず購入してください)
『社会的養護』喜多一憲・監修、堀場純矢・編集 みらい
『誕生日を知らない女の子 虐待-その後の子どもたち』黒川祥子 集英社文庫
授業時間外学習
教科書を読み進めましょう。積極的に児童福祉施設のボランティアを経験し、体験的に社会的養護を学びましょう