講義コード b50401
講義名 英米文学
科目群 英語(ENG)
科目区分等 進学と留学
対象学年次 2年・春学期
ナンバリング ENG253
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 小林 俊哉 キャリアデザイン学科

授業のキーワード
英米文学、小説、演劇、詩、エッセイ
授業の概要
英米文学の文学史、時代思潮を概観しながら、可能な限り作品テキストにふれることにより「文学」の持つ力を探ります。なお本講義は英語読解を必要とする授業ではありません。
期待される学習成果(目標)
1.文学とはどのようなものなのかがわかります。
2.イギリスの時代思潮とその文学の概要を理解できます。
3.アメリカの時代思潮とその文学の概要を理解できます。
授業展開
テーマ内容
第1回導入合理主義万能に見える現代における「芸術」の持つ意味をお話しします。
第2回文学を論じるとは期末課題などのために作品を読みますが、文学を考え論じることについてお話しします。
第3回文学へのお誘い文学の仕組み、読者に訴える力を構成する要素について学びます。
第4回文学へのお誘い前講に引き続き、文学の仕組みを概観します。
第5回イギリス文学イギリス文学の全般を学びます。
第6回イギリス文学前講に引き続き、イギリス文学の特徴を学びます。
第7回アメリカ文学アメリカ文学の全般を学びます。
第8回アメリカ文学前講に引き続き、アメリカ文学の特徴を学びます。
第9回シェイクスピア四大悲劇を中心に、シェイクスピア悲劇の構造を検証します。
第10回ロマン主義の作家たちきら星のごとく現れたイギリスロマン主義の作家たち。代表作品を読み解きます。
第11回ホーソン代表作『緋文字』を手がかりに、アメリカにおけるロマンティシズムを概観します。
第12回トウエイン『ハックルベリー・フィンの冒険』を中心に、アメリカリアリズム文学について学びます。
第13回フィッツジェラルド『華麗なるギャツビー』を素材にして、なぜこの作品が悲劇なのか、その精緻な仕掛けを学びます。
第14回ヘミングウェイ『日はまた昇る』、『武器よさらば』を中心に、このノーベル文学賞受賞作家を探ります。
第15回現代作家たち第二次世界大戦以降の英米作家の作品とそれらの意味を学びます。

定期試験
期末課題の提出を、定期試験に代替します。
評価方法
中間課題40%、期末課題60% (期末課題のために作品を読んでいただきますが、すべて和訳を使います)
使用する教科書(必ず購入してください)
西田実 『アメリカ文学史』(成美堂) このほか必要な資料を適宜配付します。
授業時間外学習
1~5週→英米文学の基礎の予・復習をする。6~10週→指定された米作家についての資料を読む。11~15週→指定された英作家についての資料を読む。