講義コード c30101
講義名 日本史概論
科目群 人文学(HUM)
科目区分等 歴史
対象学年次 1年・春学期
ナンバリング HUM131
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 高山 有紀 キャリアデザイン学科

授業のキーワード
歴史とは何か、土地・経済政策、価値観の変容
授業の概要
日本史の流れを概観しながら、トピック別に歴史の様々な側面を学びます。歴史学の一分野としての日本史に触れてもらいます。
期待される学習成果(目標)
1、公務員試験での頻出事項や、歴史知識の基礎を学ぶことができます。
2、中・高での歴史学習を総括することができます。
授業展開
テーマ内容
第1回はじめに授業の進め方について説明します。日本史の学習体験についてのアンケートを実施します。
第2回古代①ヤマト政権と大王ヤマト政権による中央集権体制の形成について学びます。
第3回古代②律令制と荘園律令制のもとでの土地政策について学びます。
第4回古代③源氏と平氏源平の争乱と、武家台頭の歴史的意味について考えます。
第5回中世①武家と公家鎌倉幕府と朝廷の関係を学び、中世社会の特質について考えます。
第6回中世②貿易と貨幣日宋・日明貿易を通し、貨幣の歴史と対外関係について学びます。
第7回中間のまとめ前講までの学習を総括します。
第8回近世①検地と対外政策戦国大名の土地政策と宗教政策について学びます。
第9回近世②幕政危機と改革江戸幕府の三大改革について学びます。
第10回近・現代①維新と廃藩置県江戸末期の諸藩の政治と、近代における地方自治のはじまりについて学びます。
第11回近・現代②地券と地租明治初期の近代的税制の導入について学びます。
第12回近・現代③外交と戦争日清・日露戦争と当時の日本社会について学びます。
第13回まとめ中間以降の講義を総括し、必要に応じて補足します。
第14回まとめ中間以降の講義を総括し、必要に応じて補足します。
第15回まとめ全体を総括します。大学で日本史を学ぶ意義について考えます。

定期試験
史料に基づいて歴史的事実を確認できたか、歴史用語が理解できたかを確認します。
評価方法
授業への取り組み(30パーセント)、試験(70パーセント)
使用する教科書(必ず購入してください)
教科書を使用せず、必要に応じてプリントを配布します。
参考文献
佐々木潤之介ほか編『概論 日本歴史』吉川弘文館
宮地正人監修『日本近現代史を読む』新日本出版社
東京大学史料編纂所編『日本史の森をゆくー史料が語るとっておきの42話』中公新書
授業時間外学習
第1~5講:基本用語の下調べを課します。6講~10講:授業でわからなかったところを調べ、確認します。11~15講:全体を復習し、理解ができたかを確認します。