講義コード c40101
講義名 国文学概論
科目群 人文学(HUM)
科目区分等 文学
対象学年次 1年・秋学期
ナンバリング HUM141
担当教員

職種 氏名 所属
兼任講師 ◎ 渡邊 淳子 キャリアデザイン学科

授業のキーワード
日本文学の生成展開、文学史とは、古典と近・現代文学の違い
授業の概要
この授業は文学部に編入を希望する学生の皆様へ、試験のための基礎知識である日本文学史を学ぶことを目的にします。また、文学史の知識は編入後、講義を受ける時にも必須知識となります。
期待される学習成果(目標)
・日本文学の生成展開を学ぶことが出来ます。
・文学部に編入希望の学生の試験対策及び編入後の勉強の必須基礎知識を習得します。
・公務員試験に役立ちます。
授業展開
テーマ内容
第1回オリエンテーション文学とは何か、文学史とはどのような学問か考えます。
第2回文学の発生文学とはどのように生まれ展開していったか見ていきます。
第3回上代文学万葉集を中心に上代文学を概観します。
第4回平安文学①漢詩、和歌など平安時代の韻文文学を概観します。
第5回平安文学②日記文学と物語の生成展開を見ていきます。
第6回平安文学③随筆、鏡もの、説話文学の流れを見ていきます。
第7回中世文学①軍記もの、説話を見ていきます。
第8回中世文学② 随筆、連歌等について見て行きます。
第9回中世文学③芸能の生成展開を概観します。
第10回近世文学①読み物文学と歌舞伎について見て行きます。
第11回近世文学②俳諧文学の生成展開を概観します。
第12回近・現代文学①近代とはいかなるものか考え、小説の展開を見ていきます。
第13回近・現代文学②  第12講の続き
第14回近・現代文学③短歌、俳句の革新運動を見ていきます。
第15回現代文学戦後文学の展開を概観します。

定期試験
レポート試験
評価方法
レポート試験評価80%、授業貢献度20%
使用する教科書(必ず購入してください)
『原色 新日本文学史』文英堂 秋山虔・三好行雄編著
*春学期科目「文学」と同じ教科書です。
参考文献
『日本文芸史』第1~第7巻 河出書房新社
授業時間外学習
・各回の内容に沿ったテキストを読み、各時代がどのような特色を持つのか、事前に把握してください。
・諸外国の文学に比べて、日本文学がどのような特色を持つのか考えてください。