講義コード c60201
講義名 日本人論
科目群 人文学(HUM)
科目区分等 思想
対象学年次 2年・春学期
ナンバリング HUM261
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 高山 有紀 キャリアデザイン学科

授業のキーワード
異文化理解、アイデンティティ、国際社会と日本人
授業の概要
外国人、日本人が著した「日本人論」を通して、日本人の特性とは何なのか、これからの日本人はどうあるべきなのかを考えていきます。
期待される学習成果(目標)
1、日本人の特性について、自身のことばで説明できるようになります。
2、日本人論の作者である著名人の功績について知識が身につきます。
3、近代以降の日本社会の変化について理解できるようになります。
授業展開
テーマ内容
第1回はじめに授業の進め方について説明します。
第2回近代の日本人論①福沢諭吉、ベルツ、新渡戸稲造、小泉八雲らによる「日本人論」について学びます。
第3回近代の日本人論②福沢諭吉、ベルツ、新渡戸稲造、小泉八雲らによる「日本人論」について学びます。
第4回近代の日本人論③福沢諭吉、ベルツ、新渡戸稲造、小泉八雲らによる「日本人論」について学びます。
第5回近代の日本人論④福沢諭吉、ベルツ、新渡戸稲造、小泉八雲らによる「日本人論」について学びます。
第6回戦後の日本人論①ベネディクト、土居健郎、中根千枝らによる「日本人論」について学びます。
第7回戦後の日本人論②ベネディクト、土居健郎、中根千枝らによる「日本人論」について学びます。
第8回戦後の日本人論③ベネディクト、土居健郎、中根千枝らによる「日本人論」について学びます。
第9回戦後の日本人論④ベネディクト、土居健郎、中根千枝らによる「日本人論」について学びます。
第10回戦後の日本人⑤ベネディクト、土居健郎、中根千枝らによる「日本人論」について学びます。
第11回現代の日本人論①今日注目される「日本人論」を通じ、これからの日本人像について考えます。
第12回現代の日本人論②今日注目される「日本人論」を通じ、これからの日本人像について考えます。
第13回現代の日本人論③今日注目される「日本人論」を通じ、これからの日本人像について考えます。
第14回現代の日本人論④今日注目される「日本人論」を通じ、これからの日本人像について考えます。
第15回まとめ本講で登場したキーワードを用いて、履修者自身による「日本人論」をまとめます。

定期試験
本講で扱った作品から1点を選び、日本人の特性に関するレポートを作成します。
評価方法
授業への取り組み(リアクションペーパーの内容を含む)40パーセント、レポートに対する評価60パーセント
使用する教科書(必ず購入してください)
プリントを配布します。
参考文献
船曳建夫『「日本人論」再考』(講談社学術文庫)
青木保『「日本文化論」の変容 ー戦後日本の文化とアイデンティティー』(中公新書)
ルース・ベネディクト『日本人の行動パターン』(NHKブックス)
授業時間外学習
第1~5講:次講で学ぶ用語の意味を調べます。第6~10講:授業で取り上げる問題について、自分の考えを整理します。第11~15講:授業内容とニュースで取り上げられる問題を関連づけて考えます。