授業のキーワード |
選挙、国会、政党 |
授業の概要 |
グローバル化や少子高齢社会の中で日本がどのような方向を目指すのか、政治にはこれまで以上の責任があると言えます。この講義では、現代の日本政治を把握し、教養科目としての政治学を理解することを目指します。 |
期待される学習成果(目標) |
1.日本政治の抱える課題を理解し、新聞記事を読めるようになる。
2.日本のみならず国際的な視野から日本政治を見ることができる。
3.政治学の初歩的な知識を会得することができる。 |
授業展開 |
回 | テーマ | 内容 |
第1回 | 政治とは何か | 授業のオリエンテーションと政治学についての説明をします。 | 第2回 | 民主政治の起源 | 古代ギリシャと近代の市民革命について説明します。 | 第3回 | 近代の民主政治 | 市民革命以後のアメリカやヨーロッパの民主政治について説明します。 | 第4回 | 国民国家と民主政治 | 国民国家と民主政治について考えます。 | 第5回 | 民主政治への懐疑 | 大衆民主主義やファシズムについて説明します。 | 第6回 | 議院内閣制と大統領制 | 議院内閣制と大統領制について説明します。 | 第7回 | 選挙制度 | 選挙制度の理論的な考察と日本の選挙制度の説明をします。 | 第8回 | 政党と政党制 | 政党の理論的説明と日本の政党制について説明します。 | 第9回 | 日本政治① | 戦前の日本政治について説明します。 | 第10回 | 日本政治② | 戦後の混乱期から55年体制までの日本政治を説明します。 | 第11回 | 日本政治③ | 1990年代以降の日本政治について説明します。 | 第12回 | 政策過程と官僚・圧力団体 | 政策過程における官僚と圧力団体の影響力について説明します。 | 第13回 | 政治とマスメディア | 政治とマスメディアについて説明します。 | 第14回 | グローバル化と政治 | グローバル化と政治について説明します。 | 第15回 | 民主政治の今後 | 今後の民主政治について考えます。 |
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定期試験 |
重要用語の理解、ならびに各講で取り上げた内容から出題します(記述も含む)。 |
評価方法 |
定期試験(100%)で評価します。
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使用する教科書(必ず購入してください) |
適宜、参考文献を紹介します。 |
参考文献 |
川出良枝・谷口将紀編『政治学』東京大学出版会、2012年
砂原庸介・稗田健志・多湖淳『政治学の第一歩』有斐閣、2015年 |
授業時間外学習 |
政治学は世界史の知識が必須ですので、高校で世界史を履修しなかった人は高校の世界史の参考書等で前提となる世界史の知識をつけてください。(特に、古代ギリシャ、市民革命以降の近代) |