講義コード d10301
講義名 行政学
科目群 社会科学(SOC)
科目区分等 政治
対象学年次 1年・秋学期
ナンバリング SOC113
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 堀田 学 キャリアデザイン学科

授業のキーワード
行政、地方自治、ガバナンス 
授業の概要
現代社会は、行政の比重が多く、「行政国家」といわれることがあります。また、近年盛んなガバナンスの議論では行政は住民とのパートナーとして考えられています。この授業では行政について考えていきます。 
期待される学習成果(目標)
1.新聞・ニュース等で取り上げる時事問題が理解できる。
2.政治学と現代地方自治を合わせて履修するとさらなる理解が深まる。
3.公務員の仕事をイメージできる。 
授業展開
テーマ内容
第1回行政学とは 授業のオリエンテーションと「行政」・「行政学」についての説明をします。 
第2回社会構造の変化と行政近代国家の発展と行政国家化を見ていきます。
第3回行政国家の成立行政国家の成立と福祉国家体制を見ていきます。
第4回行政学説史①行政学の誕生と政治行政分断論を学びます。
第5回行政学説史②政治行政融合論とニュー・パブリック・マネジメント(NPM)について学びます。 
第6回現代の政府体系中央と地方、議会と行政府、行政統制について学びます。
第7回内閣制度日本の内閣制度の歴史と近年の改革について学びます。
第8回官僚制マックス・ウェーバーの官僚制を学びます。
第9回現代組織論組織や官僚の心理や行動について学びます。
第10回日本の行政組織日本の行政組織について学びます。
第11回人事管理と財務管理公務員制度や予算について学びます。
第12回行政と情報技術行政の業務とITについて学びます。
第13回行政活動と政策「政策」とは何か。政策について学問的に考えます。
第14回政策の決定政策の決定過程について学びます。
第15回政策の執行と評価政策の執行と評価について学びます。

定期試験
重要用語の理解、ならびに各講で取り上げた内容から出題します(記述も含む)。
評価方法
定期試験(100%)で評価します。
使用する教科書(必ず購入してください)
森田朗『現代の行政(新版)』第一法規、2017年
参考文献
伊藤正次・出雲明子・手塚洋輔『はじめての行政学』有斐閣、2016年
原田久『行政学』法律文化社、2016年
風間規男編『新版 行政学の基礎』一藝社、2017年
授業時間外学習
この授業は5回分終了後、内容が若干変わりますので、指定テキストや板書などを5回終了した後、復習を兼ねて見直しをしてください。