講義コード d20401
講義名 マクロ経済学Ⅱ
科目群 社会科学(SOC)
科目区分等 経済
対象学年次 2年・春学期
ナンバリング SOC222
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 松田 慎一 キャリアデザイン学科

授業のキーワード
財市場と金融市場、財政政策と金融政策
授業の概要
マクロ経済学は、一国の経済全体の活動を説明する学問です。財市場と金融市場、および財政政策と金融政策の仕組みを説明する予定です。マクロ経済学Ⅰを履修済みであり、その知識を前提に講義を進めます。
期待される学習成果(目標)
1.マクロ経済学の考え方を理解できる。
2.財市場や金融市場について説明できる。
授業展開
テーマ内容
第1回イントロダクション授業概要の説明と、マクロ経済学とはどのような学問であるのか解説します。
第2回マクロ経済学の復習マクロ経済学基礎で扱った内容の復習をします。
第3回有効需要と乗数定理(1)さまざまな乗数について解説します。
第4回有効需要と乗数定理(2)さまざまな乗数について解説を行い、演習をします。
第5回投資の理論(1)投資とは何か、何が投資を決める要因であるのか説明します。
第6回投資の理論(2)第5講の続きです。
第7回財市場の決定理論(1)IS曲線について説明します。
第8回財市場の決定理論(2)第7講の続きです。
第9回貨幣の需要(1)貨幣が需要される動機について説明します。
第10回貨幣の需要(2)第9講の続きです。
第11回貨幣市場の決定理論LM曲線について説明します。
第12回IS-LM分析(1)財市場、貨幣市場の均衡の決定について説明します。
第13回IS-LM分析(2)第12講の続きです。
第14回財政政策と金融政策財政政策と金融政策が、マクロ経済学に及ぼす効果について説明します。
第15回まとめこの授業で解説した内容の総括を行います。

定期試験
授業内容に基づいた記述式の筆記試験を行う予定です。
評価方法
授業貢献度と課題を30%、期末試験を70%として総合点により評価します。
使用する教科書(必ず購入してください)
必要に応じて資料を配布します。
参考文献
スティグリッツ・ウォルシュ『マクロ経済学』第4版 東洋経済新報社
中谷巌『入門マクロ経済学』 第5版 日本評論社
平口良司・稲葉大『マクロ経済学』有斐閣
授業時間外学習
1-5回:授業の進捗に合わせて、教科書の練習問題を解くこと。
6-10回:授業の進捗に合わせて、教科書の練習問題を解くこと。
11-15回:授業の進捗に合わせて、教科書の練習問題を解くこと。