講義コード d20501
講義名 日本経済論
科目群 社会科学(SOC)
科目区分等 経済
対象学年次 1年・春学期
ナンバリング SOC123
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 松田 慎一 キャリアデザイン学科

授業のキーワード
国民所得、物価、日本銀行、外国為替、失業と働き方
授業の概要
この授業では、はじめて経済学を勉強する人を対象としてニュースや新聞で扱われる日本経済の理解を目標とします。経済関連科目を受講する人は必ず履修をする必要があります。
期待される学習成果(目標)
1.経済学の考え方を用いて、日本の経済について理解できる。
2.入門の経済学に使う基本的な用語の理解と説明ができる。
授業展開
テーマ内容
第1回イントロダクション授業の概要と、日本経済論とはどのような学問であるのかについて解説をします。
第2回国民所得とは(1)ある国が経済的に豊かであるとは。
第3回国民所得とは(2)国民所得の見方について
第4回物価とは(1)インフレやデフレとは何か。
第5回物価とは(2)物価の変化と経済への影響
第6回物価とは(3)物価の変化と貨幣価値
第7回金融システムを理解する(1)貨幣とは何か。貨幣の役割とは。
第8回金融システムを理解する(2)銀行とは何か。銀行の役割とは。
第9回金融システムを理解する(3)日本銀行とは。日本銀行の役割とは。
第10回金融システムを理解する(4)マネーストック、ベースマネーとは何か。
第11回外国為替とは(1)外国為替とは何か。円・ドルレートの仕組みとは。
第12回外国為替とは(2)外国為替の変化と貿易への影響は。
第13回人と組織の経済学(1)日本企業の雇用慣行とは。
第14回人と組織の経済学(2)労働市場の見方、失業率とは何か。
第15回まとめこの授業で開設した内容の総括を行います。

定期試験
授業内容に基づいた記述式の筆記試験を行う予定です。
評価方法
授業貢献度と課題を40%、期末試験を60%として総合点により評価します。
使用する教科書(必ず購入してください)
必要に応じて資料を配布します。
参考文献
伊藤元重『経済を見つ3つの目』日経文庫
日本経済新聞社 編 『身近な疑問が解ける 経済学』日経文庫
原田泰『日本経済論』新世社
授業時間外学習
1-5回:進捗の内容に応じて、参考文献を使い復習する。
6-10回:進捗の内容に応じて、参考文献を使い復習する。
11-15回:進捗の内容に応じて、参考文献を使い復習する。