| 授業のキーワード |
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戦後日本社会、家族、女性、労働。 |
| 授業の概要 |
私たちの日常活動の基盤である家族、女性、労働といった概念が、いつどのように誕生したのか、その系譜を、戦後日本社会の変遷を辿りつつ、講義します。
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| 期待される学習成果(目標) |
現代日本の家族、女性、労働といった概念の特質を、戦後日本社会の変遷と絡めて、理解できるようにします。
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| 授業展開 |
| 回 | テーマ | 内容 |
| 第1回 | オリエンテーション | 授業のあらまし、資料のダウンロード方法など | | 第2回 | イントロダクション;労働と愛
| 労働と愛の社会的機能
| | 第3回 | 50-60年代;家族革命
| 生殖概念の歴史1;人口爆発
| | 第4回 | 50-60年代;家族革命 | 生殖概念の歴史2;出生力転換
| | 第5回 | 50-60年代;家族革命 | 生殖概念の歴史3;人口ボーナス | | 第6回 | 50-60年代;家族革命 | まとめ;近代化と家族 | | 第7回 | 中間試験
| 試験と解説 | | 第8回 | 70-80年代;家族概念の変化
| ダグラス-有沢の法則をめぐって
| | 第9回 | 70-80年代;家族概念の変化 | 同類婚をめぐって | | 第10回 | 70-80年代;家族概念の変化
| 格差社会化
| | 第11回 | 70-80年代;家族概念の変化 | 格差概念;経済学と社会学 | | 第12回 | 70-80年代;家族概念の変化 | 少子化対策の問題性1 | | 第13回 | 70-80年代;家族概念の変化 | 少子化対策の問題性2
| | 第14回 | 70-80年代;家族概念の変化 | 少子化対策の問題性3
| | 第15回 | 90年代;労働概念の変化 | 新しい労働概念
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| 定期試験 |
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記述式1200-1600字。 |
| 評価方法 |
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1定期(期末)試験(70%)、2中間試験(30%)、3平常点(課題の不提出及び無内容、私語、爆睡などは減点)による総合評価です。(2、3により学期途中で単位不認定となる場合があります。) |
| 使用する教科書(必ず購入してください) |
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ありません。代わりに、ハンドアウト(講義概略)と資料をネット経由で配布します(ダウンロード、印刷する必要があります)。 |
| 参考文献 |
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山田昌弘『近代家族のゆくえ―家族と愛情のパラドックス 』など。 |
| 授業時間外学習 |
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中間試験、期末試験とも講義内容をまとめる記述式の試験です。予習は不要ですが、復習として毎回の講義内容を必ず簡単にでも文章化しておいて下さい。 |